窓まわりのお困りごとから案件はスタート
今回は住宅版エコポイントの即時交換を利用したユニットバスの入替え工事をご紹介させて頂きたいと思います。
はじめは純粋に窓まわりのお困りごとから案件はスタートしました。
「窓まわりが寒く感じられ、結露もひどいのでどうにかしてほしい」というお客様の要望がきっかけです。
住宅版エコポイントの絡みもありましたので、弊社が提案させていただいたのは、すでに弊社ではおなじみになりましたYKK APの樹脂製エコ内窓の「プラマードU」です。
寝室・和室など合計6セット分内窓を設置させて頂きました。エコポイントの対象区分でいえば大・中・小それぞれ2セットですので、内窓分で79,000ポイントをゲットです。
さて、寝室にはコーナー出窓がありました。工事の難易度は高いものでしたが、うまく内窓を納めることができたかと思います。もちろん内窓の設置で移設が必要となりますカーテンレール等も対応済みです。
エコ内窓「プラマードU」を設置した後のお客様の反応はというと、「内窓をつけたことにより部屋が静かになった」、「頭を悩まされていた結露もだいぶ軽減できた」などと好感触でした。
内窓設置からお風呂のリフォームへ進展
内窓の提案をさせていただいている中で、お客様から今度はお風呂のリフォームも考えているということが話題に上がりました。
カワコーではもちろん住設関連のリフォームも可能ですので、内窓に引き続きお風呂のリフォームも提案させていただくことになりました。
このお風呂のリフォームですが、リフォーム前はタイル張りの浴室で、お客様は「うちのお風呂は、ものすごく寒くて、冷たい」と嘆いていらっしゃいました。
これを受けてカワコーでは、断熱性と保温性の向上を図り、ユニットバスへ入替えることを提案させて頂きました。
提案の際、クリナップ製の「アクリアバス」の1坪タイプを納めることを計画しました。
ただ、既設のタイル風呂の寸法が縦長であり、普通の1坪タイプが入りません。
ここで考えたのが、洗面スペースを少し縮小し、ゆったりと浴槽までの動線を確保するプランです。
浴槽の配置もリフォーム前とは変更し、無駄を省き、スペースを有効活用できるものにしました。 また、浴室の出入口もドア形式のものから引戸形式のものへと変更し、浴室間口を拡張し利便性を向上させました。 なおこの際、バリアフリーも視野に入れ、出入口の段差も解消させてあります。 また、浴槽にはデザインが統一された手すりを複数設置しました。 さらには、外気温の影響を大きく受けていたリフォーム前のFix窓は、浴槽の配置変更に合わせて縦長の引違い窓に変更しました。 もちろんペアガラスを納めてありますので、外気温の影響はより少なくなっています。
住宅エコポイントをうまく活用
以上が提案内容となりますが、今回の提案は住宅版エコポイントをフルに活用できます。
バリアフリー改修工事対象として、出入口窓の拡張(2.5万pt)、段差の解消(0.5万pt)、そして手すりの設置(0.5万pt)です。
また、窓の断熱改修として外窓の交換(小)も利用できます(0.7万pt)。
というわけで、お風呂のリフォーム分でエコポイントが42,000ポイントゲットです。
お客様には内窓分で発生する7.9万ポイントとお風呂リフォームで発生する4.2万ポイントを合わせた12.1万ポイントを、ユニットバス入替え工事費に充当させる「即時交換」を提案し、工事を進めることになりました。
※今回の案件では工事期間等の関係があり、住宅版エコポイント制度の拡張で新たに追加された「高断熱浴槽(住宅設備)」は利用できなかったのですが、工事期間がもう少し後であればプラス2万ポイントのエコポイントの発行が可能でした。
また、今回の工事で手すりは複数設置してありますが、エコポイントの利用対象は、設置場所でカウントするので「浴室」で1カウントとなります。
お客様の反応は…
お風呂(ユニットバス入替え)リフォーム完了後のお客様の感想を頂きましたので、ご紹介します。
「タイルからユニットバスになり、大変暖かく快適に利用できた!」
「手摺・段差等のバリアフリーも非常によくなり安心して使える!」
素直にうれしいです。やはりお客様の満足は自分らの満足です。
追伸:D様へ
ショールームにユニットバスの色や仕様を決めに一緒に同行させていただいたこと、今でもはっきりと覚えています。
ユニットバスの色を何にしようかと悩んでいて、いざ色を決めた時、当時ご主人様の着ていた服装と同じコーディネートになりましたよね。
あの時は、みんなでびっくりして、話が盛り上がり、その場が大いに和みました。
些細なことかもしれませんが、楽しい思い出です。
D様には色々と大変良くして頂きました。
本当にありがとうございます!また、住まいのお困り事が有りましたらなんなりとご相談くださいませ!