こんにちは、カワコーです。
2月も終盤となり、もうすぐ3月に入ります。
盛り上がりに欠けると思える今回の住宅ポイント制度(次世代住宅ポイント)ですが、残すところ一か月となっています。通常のリフォーム工事であれば、3月いっぱいまでの工期が対象となります。ですので、こちらの制度もそろそろ終了です。
本来なら、ラストスパートがかかっている段階と言えるかもしれませんが、体感としてはその駆け込み需要も限定的だと判断できそうです。
1月末の実施状況を見てみても、駆け込み需要を匂わせるような結果にはなっていないと思われます。
さて、まもなくラスト1ヶ月となりますので、このタイミングで次世代住宅ポイントにまつわるトピックをまとめて届けさせていただこうと思います。
◆1月末の実施状況発表(20/02/18)予算消費比率は17.2%に!
先日の2/18に、1月末時点での次世代住宅ポイントの実施状況が公表されました。
結果を軽く見てみましょうか。
申請受付状況は、新築が「1.93万戸」でリフォームが「4.44万戸」となっており、その合計は「6.38万戸」となりました。
12月末のデータと比較すると、新築が「100.9%」、リフォームが「136.1%」となっています。
これを見ると新築が横ばい、リフォームが頑張っているという印象を受けます。
累積の構成比は、先月よりリフォームが逆転しましたが、その傾向は今月も続き、リフォームが徐々に新築を引き離しており、新築:リフォーム=43.1%:56.9%の状況まで来ました。
では気になる予算の累積消費率を見ていきたいと思います。
1月末時点での累計消費予算額は、新築分で「198.7億円」、リフォームで「24.6億円」で、合計で「223.3億円」となりました。
これらの各予算ベースによる消費比率は、新築で「19.25%」、リフォームで「9.20%」です。参考までに全体における消費比率は「17.18%」となっています。
後半戦に入って初めての実施状況データとなりましたが、いまだに予算枠の20%以下の消費率というわけです。
この結果から、やはり盛り上がりに欠ける制度だと結論付けられます…。
キャッシュレス還元事業は大盛況となりましたが、次世代住宅ポイントはそれと同じ展開にはならなかったわけです。
◆間もなく終了!ラスト1ヶ月!(~20/03/31)
消費増税の景気影響の軽減を狙って利用された今回の次世代住宅ポイント制度ですが、対象期間として設けられた半年も残すところ1か月余りとなりました。
これまでの住宅ポイントは私たちの業界的にもかなりの景気カンフル剤として機能していたため、今回の制度においても多少なりとも期待感はありました。
ただ、実際にふたを開いてみると、この制度で恩恵を受けた業界とそうでない業界はかなり明暗を分けた結果になったかと思われます。
現在の状況を見ていると、駆け込み需要が発生しているという感じでもないので、このまま静かに終了を迎える可能性が高いと思えてきます。
ただ、もしこれから制度の利用を前提としてリフォームを行いたいというニーズがあるのなら、極力早い決断をお願いしたいです。
というのは、対象工事期間は3月末までとなっていますが、同様にポイント発行申請の期限も3月末となっています。
そして発行申請業務も少なからず手間暇が発生する工程になりますので、実際の締切はもっと早くなるといえると思います。
このような事情もありますので、ぜひとも検討の際は、お早めにお願いいたします。
どのような結果であれ、ラスト1ヶ月です。
当社のスタンスとして、活用できる案件は制度利用を促し、メリットを享受してもらいながらリフォームを実現できるよう精いっぱい協力させていただきます。
◆現地調査があるかもしれませんよ(19/12/25)
ここからは、次世代住宅ポイントの事務局に関わるトピックを簡単に紹介していきたいと思います。
昨年末に事務局のサイトにて「現地調査」の可能性があることがアナウンスされました。
適正な申請がなされているかを抜き打ちで検査するためのものです。
真っ当な業者に工事を発注しているのであれば、不正を行うケースはないかと思われますので、もし該当するような事態になりましたら、事務局の指示のもと、現場調査の立ち合いをご協力いただけたらと思います。
ただ、このケースにあたる可能性は圧倒的に少ないと思います。
当社にて申請を行ったお客様で該当することがあれば、まず当社にご連絡いただければと思います。
こちらでも事務局の指示に従い、保管書類の提出などを協力させていただきます。
なお、この現地調査は、ポイント発行申請書の「同意事項」でも触れられていた内容ですので、実際のところ、驚くことでもなかったりします。
◆商品交換カタログ第2巻発表(20/02/03)
次のトピックは、事務局が発行している商品交換カタログに関することです。
実物を目にする人は限られているのかもしれませんが(私も実際のところ現物は見たことありません…)、このカタログの第2巻が2/3に公表されました。
制度を利用して発行されたポイントを、何に交換するかを決める際に参考になる資料となります。
ただ、交換商品説明が字面だけのものとなりますので、具体的にイメージするのは難しいかもしれません。
また、昨年の11月末時点での登録情報をもとに編集された内容となっていますので、もしかするとすでに登録が解除されていたり、ポイント設定が変更になっていたりするケースがあるかもしれません。
よって、もしインターネットの環境がございましたら、ぜひともオンラインにて交換商品を検討することをお勧めいたします。
オンラインであれば、検討のほか、そのまま商品交換手続きも行うことができます。
[次世代住宅ポイント] 交換商品を探す
[次世代住宅ポイント] ログイン画面
商品の交換手続きは、2020/6/30までとなっています。
期限を超えてしまうと、保有しているポイントは消滅してしまいますので、期限までに交換手続きを済ませることをお忘れなきようお願いいたします。
以上にて次世代住宅ポイントに関わる内容で話を進めさせていただきました。
ここで、少し他の話題を差し込みます。
2月が間もなく終わりとなりますが、2月限定で行っていたMADOショップの「窓・玄関リフォーム“さらにお得”キャンペーン」が今月末で終了となります。
こちらではTポイント付与設定が2倍になるという特典がありました。この特典に関して申請漏れがないか最終確認をさせてください。
該当するお客様でまだ手続きが済んでいないとお思いの方がいましたら、お問い合わせください。そして、できるだけ早くにTカード番号の申告協力をお願いいたします。
(基本的にはすぐに対応しているので漏れはないと思うのですが…、一応の確認です…汗)
それではここまで目を通していただきありがとうございました。
今後ともカワコー、およびMADOショップ 東金沢小坂店をよろしくお願いいたします。

次世代住宅ポイントもいよいよ終盤!カントダウン開始でラスト1ヶ月!

商品交換カタログの第2巻が発表されました(20/02/03):多分これが最後の巻数となるでしょう…。


対象工事期間が3月末となりますが、合わせてポイント発行申請も3月末までとなります…汗。


交換商品の写真による説明がないので、Web上での検討をお勧めいたします。